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ピルで女性ホルモンを補充

低下してしまってきた卵巣機能を回復させる、またはこれ以上低下させないためにはどうしたら良いのでしょう。20代から30代前半のような若い頃の卵巣にもどすことはできませんが、できる限り卵巣を長持ちさせて、機能も維持できる方法があります。

 

その方法とは、低用量ピルで女性ホルモンを補う方法です。避妊の薬としてのイメージの強い「ピル」ですが、女性ホルモンを補い、更年期前の体調不良から更年期に起こる女性ホルモンの急激な減少をなだらかにしてくれる効能があります。

 

低用量ピルには女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの2種類が少量ずつ含まれていて、不足している女性ホルモンを少し補充することが可能です。また低用量ピルだけでなく、エストロゲンのみ含まれている、エストロゲン剤もあります。

 

ピルは、含まれているホルモンの量によって種類があります。多い順に高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルにわかれています。

 

低用量ピルの成分

人間のエストロゲンは、3〜4種類のステロイドホルモンから構成されています。ピルのなかにもこの天然ホルモンが使用されています。
プロゲステロンは、天然のホルモンを口から摂取すると、胃で分解されてしまいますそのため、腸までホルモンを変化させないように、一部の化学公式を変えています。この化学的に合成されたプルゲステロンを、プロゲストーゲンと呼んでいます。しかし、体内ではプロゲステロンと同じ働きをしますので、問題はありません。

低用量ピルの働き

ピルを飲んでいる間は、排卵が止まります。卵子が出て来なくなるため、精子と出あわず妊娠しません。受精したとしても、子宮内膜の増殖を抑える作用があり、受精卵を着床しにくくできます。そのため、ピルを正しく飲んでいれば、ほぼ100%の確率で避妊できるといわれています。子宮頚管の粘液の粘りが強くなり、精子が子宮内に入りにくくなります。
ピルの効果は避妊のほか、月経周期を整える効果があります。子宮内膜の増殖を抑えることで、月経痛や出血量が抑えられます。ピルの飲み方を工夫することで、月経の日を調節することができます。その他ニキビや肌荒れ、多毛症の改善、肌の老化防止などの効果があります。
低用量ピルは高用量、中用量のピルよりも、含まれているエストロゲンの量が少なく、副作用もほとんどみられません。

低用量ピルの効果

低用量ピルの効果は、避妊だけではありません。女性にとって、嬉しい効果がたくさんあります。ピルの効果をまとめてみました。

ニキビの改善
・・・男性ホルモンの活性が高いと、皮脂の分泌がふえるので、ニキビができやすくなります。低用量ピルで男性ホルモンを抑え、女性ホルモンの分泌を一定にすることでニキビを改善できます。
多毛症の改善
肌荒れ・しわの改善
・・・30代後半では、卵巣の働きが低下し女性ホルモンの分泌が減ってきます。低用量ピルを飲むことで女性ホルモンを補い、、肌荒れや老化によってできたしわを改善できることもあります。
生理痛の改善
・・・低用量ピルは、月経の出血量を抑える働きがあります。出血量が少ないと月経時の子宮収縮が少なくなる為、痛みを軽減することができます。
月経前症候群の症状の改善
・・・排卵を抑え、女性ホルモンを一定にするので、月経前症候群の症状を軽減できます。
生理不順
卵巣機能の低下の改善
更年期症状のの緩和
骨粗鬆症
卵巣がん
子宮体がん
卵巣のう腫
良性乳腺腫瘍の予防
子宮内膜症の進行、再発の予防