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漢方薬は女性の不調が得意分野

更年期の前にあらわれる様々な不調や、更年期に入ってからのつらい症状に効果があるのは、女性ホルモン剤だけではありません。他にも様々な方法があります。卵巣機能の低下の影響で減少してしまっている女性ホルモンを増やすためには、女性ホルモン剤が最も即効性があり、近道ではあります。しかし、自分にあった更年期治療の方法をみつけていくのも、これからの健康と美容を考えていく上で重要なことです。

 

漢方薬は、女性の不調の改善が得意分野でもあります。また長く飲み続けることのできる漢方薬は、強い味方となってくれます。さらに女性ホルモン剤と併用することもできます。また女性ホルモン剤の治療が受けられない人は、漢方薬が更年期治療の第一の選択肢になります。

 

医師や薬剤師に相談しましょう

漢方薬は効果があらわれるまでに、時間がかかるというイメージがあります。しかし中には、体質にあったものであれば、数日で効き目があらわれるといものもあります。

 

漢方薬は自己判断で服用すると、体質によって胃痛がしたり、むくみがでたりする場合があります。特に漢方薬は症状が同じでも、体質によって処方されるものが違います。できる限り医師や漢方薬剤師に処方をしてもらいましょう。また医師に漢方薬を処方してもらうことで、健康保険が適用され、安く購入できます。漢方薬は体質改善のために、長期服用していくものです。なるべく安価で体質にあったものを服用するためにも、医師に相談しましょう。

 

漢方薬は何種かの薬を組み合わせて服用することができます。体質改善の漢方薬をベースとし、その他辛い症状に即効性のある漢方薬を加えていく方法もあります。服用方法は、1日2〜3回、食前、食間、空腹時に飲みます。吸収を良くするためです。

更年期障害を引き起こす「お血」

漢方の考え方としては、女性の体はおよそ7年ごとに変化があらわれるとしています。月経は7×2の14歳ころから始まり、7×3の21歳頃に月経のリズムが整って女性らしい体つきになります。7×4の28歳から7×5の35歳頃は、女性としての成熟期。35歳を過ぎると、徐々に肌の衰えなどの老化を感じ始め、7×7の49歳過ぎた頃に、閉経が訪れます。

 

女性は35歳を過ぎたころから、「お血(おけつ)」体質になりやすくなります。「お血」とは、血液の循環が悪くなり、全身に栄養がいきわたらなくなりることをいいます。血液がよどんで血液がドロドロになります。「お血」になると、冷え性、月経痛、子宮筋腫、更年期障害、肩こりなどのあらゆる婦人病を引き起こします。またシミが増えることもあります。まさに女性の敵といえます。

 

 

更年期 漢方薬

「お血(おけつ)」体質を改善するには、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」を毎日飲むことがおすすめです。このように、更年期を迎える準備をしておくと、更年期を快適に迎えることができます。
そしていよいよ更年期に差し掛かった時には、その症状に合わせた漢方薬を使って、更年期を乗り切りましょう。

 

更年期の不快な症状とその漢方薬

・イライラして怒りっぽい 「柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうことぼれいとう)」
・手足の冷え、疲れやすい 「八味地黄丸(はちみじおうがん)」
・胃腸の不調 食欲不振 「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」
・手足がほてる、つかれやすい 「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」
・頭痛、のぼせ、ほてり、肩こり 「釣藤散(ちょうとうさん)」
・高血圧、太りやすい 「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」
・不安、不眠などの精神症状 「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
・上半身ののばせ、下半身の冷え 「知柏地黄湯(ちはくじおうとう)」
・血の循環が悪い人の頭痛、めまい、肩こり 「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・下腹部が張りやすい人のめまい、のぼせ、頭痛、肩こり、便秘「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」 
・体力がなく疲れやすい人の、イライラ、不眠、肩こり、めまい、憂鬱「加味逍遥散(かみしょうようさん)

ほてり・のぼせに効く漢方

のぼせやほてりがある場合には、菊花茶がおすすめです。
白菊には、「涼(りょう)」の性質があります。熱を抑え、自律神経を鎮めてくれる働きを持っています。
また、目の疲れや、風邪をひいたときにもよく用いられます。動脈硬化や高血圧が気になる時にも効果があります。

 




更年期障害のツラさを解消!ハッピー★ミドルライフ